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2009年 06月 28日
早今年も半分を過ぎようというこの頃、時候にふさわしくしとしとと雨が降ったりさもなくばじわーっと蒸し暑い日が続いていますが、そんな不快な気分を吹き飛ばすためにD. Krallのアルバム”Quiet Nights”はいかがでしょう。ささやくようなハスキーボイスで歌うボサノバを聴くと、じめじめと不快な気分はどこへやら、脱力感に包まれた至福の時間をもたらしてくれることでしょう。脱力感といえば、私はLisa Ekdahlに勝るものを知りませんが、それはまた聴くのにふさわしい時候がちょっと違うようで。A. Carlos JobimにもNights of Quiet Starsという似たようなタイトルのアルバムがありますが、まだ明るい内にこちらを聴いて、暗くなってからD. Krallを聴くともう言うことなしです。
ということで、ボサノバのお供にふさわしい逸品、イタリアはシシリーのLe Chiuse Inzolia-Grecanico 2007はいかがでしょう。土着品種のInzolia 70%とGrecanico 39%からなるこのワインは樽熟成をしていないそうで、軽やかな味わいの中にも程良いフルーティーさと酸味が合わさった、良く冷やして飲むと爽快さの内に脱力感で全身を満たしてくれること請け合いです。 脱力ばかりでは脳細胞も次々とnecrosisを起こしてしまいますので、ちょうど都合良く今週7月3日(金)に酵母細胞研究会がサッポロビール千葉工場のマリンシアターで開かれます。最新の研究成果を勉強して脳細胞を活性化し、勉強の後はできたての美味しいビールを飲んで肝細胞を始めとして全身の細胞を活性化いたしましょう。会場を提供してくださるサッポロビールに謝意を表して、サッポロビアガーデンをジオラマで作りました(正確には模様替えですが)。今度はちゃんとサッポロビール貨車がありますよ。 #
by ygsj
| 2009-06-28 17:13
| 西沢正文の今日の酵母産物
2009年 06月 15日
前回のエントリー後すぐにフルA騒ぎが勃発したと思ったら、いつの間にやら騒動が下火になっていますね。騒げればそれでよいマスコミやそれに乗せられた世間の動向とは関係なく、新型フルは着実に蔓延しているようです。秋以降に確実にやってくるであろう悪い方へ進化したフルに対して国も自治体も無策であることがわかりましたから頼りになるのは自分だけということで、今の内にしっかり生活必需品を備蓄しておきましょう。新型フルに対しては引き籠もり最強!ということでそういうときにはジオラマ作りなんか非常に適していますね。私が今製作しているのは1920-30年代のドイツの地方都市の駅前風景をテーマにしていますが、建物を造って並べるだけでなく、神は細部に宿り給いますので、建物の壁にポスターなど貼るとリアリティーが増すわけです。この時代の宣伝ポスターを蒐集している人は世の中に必ずいますが、何とそのコレクションをウェブページで公開してくれている有り難いお方がいらっしゃいました。早速手当たり次第にダウンロードして縮小印刷をして壁に貼るとなかなか結構な情景ができあがりました。古書店を巡ることなく部屋に居ながらにしてこのようなものが手に入るとは、誠に引き籠もりを増殖させる時代となったものです。
ということで、今日はイタリアはマルケ州のSartarelli Verdicchio dei Castelli di Jesi 2007はいかがでしょう。Verdicchioがブドウ品種ですが、値段にしては深みのある黄金色を持ち、かといって重苦しくなくすっきりと喉越しが心地よいワインです。これならば備蓄しておいても飲み飽きることなく、引き籠もりの徒然を慰めてくれることでしょう。ストックするのは良いのですが、在庫がある安心感からついつい飲んでしまうと備蓄の意味がなくなってしまいますので(自戒の意味も込めて)ご用心。 #
by ygsj
| 2009-06-15 20:13
| 西沢正文の今日の酵母産物
2009年 05月 14日
毎年この時期は年に一度の楽しみであるサクランボの収穫ができます。今年は写真のように大豊作で、延べで大皿5枚に山盛りになるくらい収穫できました。
味は粒によって当たり外れがありますが、当たりはそれなりに甘く、佐藤錦とは行かないまでも西沢錦と呼んでもよいのではと言うのは行き過ぎでしょうか。近隣では珍しいこのような農作業をしていると通りがかりの人が色々声をかけてきます。それは茱萸の実ですかというのはまだ色が同じだからよいとしても、ブルーベリーですかと訊かれたときには世の中に赤いブルーベリーがあるんかい!と脚立の上から言いたくなりました。さて、幸い未だ国内ではフルA感染が爆発していませんが、油断は禁物、感染が拡がればそれだけH5N1型とクロスする確率が高まりますので用心に超したことはありません。 ということで、アルコール消毒と滋養強壮を更に深めるために、イタリアはトスカーナのPoggio Romita La Sassaia 2003 はいかがでしょう。SangioveseとCavernet souvignonを主とするこのワインは、深いというかスパイシーというか軽くはないがだからといってずっしり来るわけでもないという、何とも言い難い味わいですが飲めばわかると言うことで、風爽やかなこの季節に少し重みを加えるのによろしい逸品ではないでしょうか。美味しいものを食べ美味しい酵母産物を消費していれば新型ウイルス何のその、夢現の内に向こうの方から避けていってくれることでしょう。きっと。 #
by ygsj
| 2009-05-14 22:51
| 西沢正文の今日の酵母産物
2009年 05月 06日
大型連休も終わりとなりますが、明日明後日とさらに休んで9連休にする強者はいないのでしょうか。新型インフルエンザ(フルAと略します)も我が国では出そうでまだ出ませんが、そうなるとマスコミもやることがないのか、普通の発熱患者を病院が診ないのは過剰反応だとかいって医療機関を叩いています。季節型インフルエンザかフルAかの判定にはそれなりの手順があり、万が一にも一般外来にフルA患者が来て感染を拡大させたら大変なことになりますから、疑わしい例は発熱外来へ行くようにとマニュアルが組まれているのに、それを周知徹底させるどころか逆に一般病院へ行っても良いかのようにミスリードするというのは問題です。特に毎日新聞のように1面トップでデカデカとこのような記事を載せるというのは、既に動いているフルAへの対応システムを破壊したいという意図があるのかと勘ぐりたくなるほどです。韓国でフルAのヒト-ヒト感染が確認され、ハワイでも感染が確認されたそうですから、早ければ今週末くらいから我が国でも感染が次々と報告されることでしょう。今回のフルAは今のところ毒性が弱いようで、今回は本番の新型H5N1出現の予行演習ということで収まれば良いですが、それでも現行の対応システムがどれくらい機能するのかを見ることが本番に向けて非常に重要になります。それを不可能にさせるような報道は厳に慎んでもらいたいものです。
ということで、今日は雨も降って気温も低く、体調を崩しやすい気候ですので、滋養強壮のためにもフランスはブルゴーニュのLes Champs de l’Abbaye Pinot Noir 2006はいかがでしょう。ボーヌの南方 St. Sernin du Plain村で1996年からワインを作り始めたAlain と Isabelle のHasard夫妻が送り出すこのワインは、古い樽での熟成のおかげか普通のBourgogne Rougeとは違ってやや濃いめの舌触りが落ち着いた味わいをもたらしてくれます。長かった休日の最後をこのワインで締めくくれば、明日からの仕事への活力ばかりでなく、連休に海外へ出かけた人たちが持ち帰って明日から撒き散らしてくれるウイルスに立ち向かう気力・体力をもきっともたらしてくれることでしょう。 #
by ygsj
| 2009-05-06 18:21
| 西沢正文の今日の酵母産物
2009年 04月 30日
4月も今日で終わりですが、いよいよ新型インフルエンザ流行がフェーズ5に突入してしまいました。このような状況下でも大型連休ということで海外に出かけるチャレンジ精神に富んだ方々がいるのですね。新聞を読むと「成田まで来てしまったから今更引き返せない」とか、要すればキャンセル料が惜しいのでしょうけど、行きはよいよい帰りは怖い、自分はマスクや手洗い・うがいでしっかり注意したつもりでもそんなことに無頓着な人が帰りの飛行機で隣の席に座り、「なんか熱っぽいなー」とか言い出して咳をゴホゴホし始めたらどうするんでしょう。飛行機という密閉空間の中で10時間以上もそんな状態が続いたらもう生きた心地がしないでしょうね。しかも満席で席も替われない・・。目先の欲につられるとろくなことが無いという教えはイソップ物語や御伽草子の昔からあるのですが、学習効果のない人はいつの時代にもいるようです(酵母産物過剰摂取効果に関しては自分もそうですが)。
ということで、休みには天気が良くても家に籠もっているのが一番のようで、そんなときのために南仏はプロヴァンス、Côte du Luberon のDomaine de la Citadelle Les Artemes 2004 はいかがでしょう。このワインを造るRousset-Rouard ワイナリーは1989年創業とまだ20年の浅い歴史ですが、なかなかの実力の持ち主のようです。Syrah 40 %、Grenache 40 %、Mourvèdre と Carignan 20 %からなるこのワインは、ブドウの組成から想像されるほど重くはなく、意外と軽い舌触りと喉越しですが、色は深い紅色で香りもそれなりに濃く、実に良くバランスのとれた仕上がりです。この時期の夕刻に戸外でこれを飲めばプロヴァンスの風に吹かれる心地にさせてくれることでしょう。ただ、心地よさのあまりそのまま寝入ってしまうと風邪引きの元になってしまいますのでご用心。 #
by ygsj
| 2009-04-30 19:23
| 西沢正文の今日の酵母産物
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