今度はRERに乗ってパリ近郊はサン・ジェルマン・アン・レーへお出かけ。ここはルイ14世の時までフランス王の居城ととして使われたそうで、立派な城と広大なテラスがあります。
テラスからはパリ市街が一望の下に。手前はセーヌ川です。
そしてテラスは延々とつながっており、見晴るかす限り直線的に続いています。
ジョギング好きな人はここを走れば、皇居一周に比べ、排気ガスを吸うこともなく、歩行者に迷惑をかけることもなく、好きなだけは走り続けることができるのではないでしょうか。フランス王家と皇室の権力の違いを実感させられます。
文化的には、モーリス・ドニ美術館とドビッシー博物館があります。
前者にはエミール・ガレ制作の猫が、
後者にはドビッシーのマスクと蛙がそれぞれ鎮座しております。ドビッシーと蛙の関係は?
ドビッシー博物館は土曜日は午後3時から開館と、ここでもフランス人のやる気のなさを発揮しています。
そして駅に戻ってくると何と停電しており、切符を売ることができないので無料で乗って帰って良いとのこと。薄暗い駅構内をホームに向かって降りながら、フランス人の適当さをまたまた実感した旅でした。